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リリー・フランキー、あいかわらずいい仕事してます 「お父さんと伊藤さん」 [映画]

otousanr.jpg前回以降
「函館珈琲」
「お父さんと伊藤さん」
「何者」
「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」
「GANTZ:O」
「ハドソン川の奇跡」
を見ました。
「函館珈琲」は名古屋在住でお世話になっているいとう菜のはさんの脚本です。函館イルミナシオン映画祭でシナリオ大賞をとり、映画化されたもので、ほとんどグランプリをとった脚本とテイストはかわらないのですが、監督の意向やキャスト、映像化に伴う、変化は見てとれます。その差を楽しむことができるのも、シナリオ大賞ならでは、なのかもしれません。自分の居場所を探す人たちの姿は自分とも重なるので、心にしみます。何も起こらない普通の生活を描くことは一番難しいと思うので、映画化は成功していると思います。何はともあれ、自分の書いた脚本が映画化されて公開されるなんて、この上ない喜びですよね。おめでとうございます。
「お父さんと伊藤さん」はタナダユキ監督作品でもあるので、行ってきました。リリーさん、あいかわらずいい仕事をしています。藤竜也、上野樹里とのアンサンブルもよかったです。自分もあてはまってくることなので、共感度も大。大事な箱の中味はなぜだか泣けてしまった。けっこう年配のお客様たちが笑ってみていて、ほっこりしました。
「何者」三浦大輔監督なので、見に行きました。演劇舞台、というものが活かされていたので、三浦監督らしかったです。ツイッターあるあるでしたね。私もそう思う、と思いつつ、自分がそういう就活の経験がなかったので、今はたいへんなんだな、とあらためて思いました。
「ベストセラー」なんというブロマンスな香り、という観点で楽しみました。作家と編集者の絆は、特にこの手書きだった時期は余計に固く結ばれていたでしょうね(今でもでしょうが、手書きの膨大さには仰天です。あれを削っていくのは、けっこう辛そう…)。家の中でも帽子をとらないパーキンズがとるのはいつか、と思っていました。
「GANTZ:O」はチケットをもらったので、行きました!自分からは行かないCGアニメだったので。でも見てよかったです。実写は見てますが、原作は未読。大阪編は人気があるんですね。CGの人間が嫌いなんですが、妖怪型の星人たちや武器やアクションはCG向きでした。妖怪大戦争みたいだったので、海外でもウケるかも。しかもおっぱいまつり…ww。見てよかったです。
「ハドソン川の奇跡」オチも知られている中でどういう展開になるのかと思っていましたが…特になかった。検証委員会は雑だったなあ。録音もっと前に聞いてるはずだけど、その場で感動したって…。といえども、毎回自分も乗ってる気になってドキドキしてたのは事実で興奮してました~。ただ2回も同じこと見せられてもなあ。ローラ・リニー演じる妻がイマイチわかんないキャラでした。
(C) 中澤日菜子・講談社/2016映画「お父さんと伊藤さん」製作委員会


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ダメ男なモックンを理解できるのがなんだな 「永い言い訳」  [映画]

永い言い訳_R.jpg前回以降
「SCOOP!」
「SLUM-POLIS」
「スーサイド・スクワッド」
「走れ、絶望に追いつかれない速さで」
「永い言い訳」
を見ました。
「SCOOP!」は決して福山のファンではないので誤解のないよう。大根仁監督だから行きましたが、福山ファンらしきお客様ばかりがいて、居心地が悪かったです。リリー・フランキーがよかったので、オチは納得できません。宇野くんが出ているのを知らずに見に行ったのですが、けっこう出ていて嬉しかったです。大根監督ファンとしては少し残念でした。
「SLUM-POLIS」はずっと見たかったのが縁がなく…と思っていたらまさかのソフトか寸前で見れました。木村知貴さんのカッコいいこと!21才でコレが撮れればすごいよ。DVD買っておきたいです。似たような作品も多々あるけど、「ディアスポリス」よりしっくりきました。
「スーサイド・スクワッド」ようやく鑑賞。まあ各自の説明がほとんど、といった感じでした。あまりここ、という盛り上がりがなかった気がします。まあ楽しんで見れればよしかと。
「走れ~」太賀くん目当ての鑑賞です。親友の自殺のあと、どうその事実に向き合って生きていくか、のお話ですが、いろいろ深読みしたり、太陽の絵のことが少しわからなくて、としてる間に終わりました。でもそれでいいんですよね。タイトル、いいですね。
「永い言い訳」はもっと辛辣な話かと思っていたら、どうでもなく、割と共感できました。ダメな男に共感する、というのもなんですが、気持ちは良くわかります。子役たちのあり方が是枝監督風でしたね。細かいところにも気を配られた完成度の高い作品だと思います。まあ最後はできすぎなんですが。西川監督のなかで一番好きかも。
(C) 2016「永い言い訳」製作委員会

深田晃司監督カンヌおめでとう 「淵に立つ」 [映画]

357029_001_R.jpg前回以降
「オーバーフェンス」
「グランドイリュージョン 見破られたトリック」
「にがくてあまい」
「Everyday」
「湯を沸かすほどの熱い愛」
「淵に立つ」
「ゴーストフラワーズ」
「高慢と偏見とゾンビ」
を見ました。
今週は試写、舞台挨拶に行くことが多くてたまってしまいました。
評判のよい山下敦弘監督の「オーバーフェンス」は一昔前は大好物だった破滅型愛すべき女性キャラの蒼井優がかわいかったのですが、昔ほど、そういう女性に惹かれなくなった自分がいて、ああ、自分も年をとったんだなあとつくづく感じたものです。作品としてはもちろんよかったですよ。3部作の中で一番幸福感があるし。
「グランドイリュージョン」は予告でやってる雨のネタを観たかっただけです♪あれだけ何回かみたい♪あの人がEYESだったなら、前作での失態はなんだ!と思うオチでした。この作品は特にそういうの、いらないですけど。楽しければそれでいいし♪
「にがくてあまい」原作マンガは読んでません。もちろんマンガなので、そういう感じで進んでいきます。私はちょっとだけ腐りかけなので、ちょうどいい塩梅でした。特にどうってことない進み具合ですが、あんなゲイの友人が欲しいと切実に思わされます。
「Everyday」評判よかったので、見に行きました。実はヒロイン役が少し苦手なんですが、主役もそんなに好きでタイプでなく、その組み合わせは嫌い同志だったので、逆によかったかも。実はすごい人だった大天使の方が気になります。
「湯を沸かすほどの熱い愛」は舞台挨拶つきの試写に行きました。自主時代からファンの中野量太監督の商業デビュー、おめでとう!ってことですが、ちょっと詰め込みすぎ感がありました。伏線回収の達人と思っていたのですが、そこをがんばりすぎてる感じもありました。役者はすごく頑張ってていい感じです。オチはまさかのホラー?!でオチに一癖ある中野監督らしかったです。ヒロイン宮沢りえのバックボーンがだんだんと見えてくる構成は素晴らしいです。
カンヌで一気に話題の「淵に立つ」。深田監督の過去作を見てる人は誰しも「歓待」の焼き直しか?と思われる設定でしたが、なんの、まったく違う。予告を見て、とにかく怖くて、覚悟して行ったけど、本当にすごかった。無駄のない演出とセリフ、俳優すべてが理解して演じているというのが伝わる。深田監督のつくりたかったもの、それが見事に伝わる。いやあ、浅野さん、お帰りなさい。不在でもあの存在感を出せるのは、あなたならでは。白いシャツと赤いシャツは浅野さんのアイディアだったそう。あとひく映画ですが、必見!
「ゴーストフラワーズ」も小林でび監督の挨拶&歌つき。コメディとバイオレンスの2人の監督作品を「幽霊が見える花粉症」というものだけでつなぐお話。この設定、いいです。コメディパートはでびさんらしい、かわいいお話で大好き。バイオレンスも切ないつなぎがあったので、よかったです。この極端なふたつをどうつなげたかとか裏話も聞けたし、エンディングのデュエット曲も聞けたし、大満足。
「高慢と偏見とゾンビ」日本ではDVDスルーかと思っていたので公開されて、うれしいです。最後までジェーンの体が心配でしたが、ミスリードされたってことでいいんですよね?新しいゾンビ対策(豚汁)もあり、うれしかったです。抑圧された女性のうっぷんもはらせる作品として、楽しかったですし♪
(C) 2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMA

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