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深田晃司監督カンヌおめでとう 「淵に立つ」 [映画]

357029_001_R.jpg前回以降
「オーバーフェンス」
「グランドイリュージョン 見破られたトリック」
「にがくてあまい」
「Everyday」
「湯を沸かすほどの熱い愛」
「淵に立つ」
「ゴーストフラワーズ」
「高慢と偏見とゾンビ」
を見ました。
今週は試写、舞台挨拶に行くことが多くてたまってしまいました。
評判のよい山下敦弘監督の「オーバーフェンス」は一昔前は大好物だった破滅型愛すべき女性キャラの蒼井優がかわいかったのですが、昔ほど、そういう女性に惹かれなくなった自分がいて、ああ、自分も年をとったんだなあとつくづく感じたものです。作品としてはもちろんよかったですよ。3部作の中で一番幸福感があるし。
「グランドイリュージョン」は予告でやってる雨のネタを観たかっただけです♪あれだけ何回かみたい♪あの人がEYESだったなら、前作での失態はなんだ!と思うオチでした。この作品は特にそういうの、いらないですけど。楽しければそれでいいし♪
「にがくてあまい」原作マンガは読んでません。もちろんマンガなので、そういう感じで進んでいきます。私はちょっとだけ腐りかけなので、ちょうどいい塩梅でした。特にどうってことない進み具合ですが、あんなゲイの友人が欲しいと切実に思わされます。
「Everyday」評判よかったので、見に行きました。実はヒロイン役が少し苦手なんですが、主役もそんなに好きでタイプでなく、その組み合わせは嫌い同志だったので、逆によかったかも。実はすごい人だった大天使の方が気になります。
「湯を沸かすほどの熱い愛」は舞台挨拶つきの試写に行きました。自主時代からファンの中野量太監督の商業デビュー、おめでとう!ってことですが、ちょっと詰め込みすぎ感がありました。伏線回収の達人と思っていたのですが、そこをがんばりすぎてる感じもありました。役者はすごく頑張ってていい感じです。オチはまさかのホラー?!でオチに一癖ある中野監督らしかったです。ヒロイン宮沢りえのバックボーンがだんだんと見えてくる構成は素晴らしいです。
カンヌで一気に話題の「淵に立つ」。深田監督の過去作を見てる人は誰しも「歓待」の焼き直しか?と思われる設定でしたが、なんの、まったく違う。予告を見て、とにかく怖くて、覚悟して行ったけど、本当にすごかった。無駄のない演出とセリフ、俳優すべてが理解して演じているというのが伝わる。深田監督のつくりたかったもの、それが見事に伝わる。いやあ、浅野さん、お帰りなさい。不在でもあの存在感を出せるのは、あなたならでは。白いシャツと赤いシャツは浅野さんのアイディアだったそう。あとひく映画ですが、必見!
「ゴーストフラワーズ」も小林でび監督の挨拶&歌つき。コメディとバイオレンスの2人の監督作品を「幽霊が見える花粉症」というものだけでつなぐお話。この設定、いいです。コメディパートはでびさんらしい、かわいいお話で大好き。バイオレンスも切ないつなぎがあったので、よかったです。この極端なふたつをどうつなげたかとか裏話も聞けたし、エンディングのデュエット曲も聞けたし、大満足。
「高慢と偏見とゾンビ」日本ではDVDスルーかと思っていたので公開されて、うれしいです。最後までジェーンの体が心配でしたが、ミスリードされたってことでいいんですよね?新しいゾンビ対策(豚汁)もあり、うれしかったです。抑圧された女性のうっぷんもはらせる作品として、楽しかったですし♪
(C) 2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMA

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